2013年12月28日

VOLVO740 が修理工場に入庫しました。

昨日の午前中、VOLVO740が修理工場に入庫しました。
バッテリー周辺の電気回路の不具合?、アイドリング不調などが問題点です。富山県庁→七尾市役所・建設会社→金沢とロングドライブでしたが、七尾を出発する時にバッテリーレベルがかなり低くなっていることに気がつき(それまでは問題なかったのですが…)、修理工場まで辿り着けるかどうかかなり不安な中帰路を急ぎましたが、8号線まで戻って来た時はメーター周辺もかなり暗くなり、おまけに渋滞の最後尾についたところでエンジンの回転数が下がるとアイドリング不調で虫の息といった感じでした。修理工場まで辿り着くのを諦め、脇道にそれて近くにあったGSに滑り込みました。バッテリー接続は問題無しでしたが、バッテリーレベル低下でセルが回らず、エンジンがかからない状態。翌日朝、引取に来るという約束をしてGSさんに一晩停車させていただきました。

年末年始はVOLVOで鳥取まで帰省予定だったのですが、代車生活に入り断念です。荷物が多い時は避けたかったのですが、MINIで帰るしかなさそうです。。
今年の冬はかなり寒いなと思っていたのですが、今までそれほど雪は積もりませんでした。今朝はそこそこ雪が積もっていて、明日の朝にかけて大雪になる可能性があるとのこと。MINIは車高が低めで雪道に強くないからこれ以上降って欲しくないな〜と思いつつ、備忘録としてこの記事を書いています。日本海側のみなさん、気をつけて運転しましょう。そして、日常の車のメンテをお忘れなく。雪道で停まったら大変ですよ!



 

2013年12月24日

h11: house-K 配筋検査。131224

野々市市郊外で着工した house-K の基礎配筋検査をおこないました。
今回は残念ながら地盤改良の必要性があり、地盤の表面を改良する表層改良が行われました。
その上に布基礎形状の基礎をのせることになります。

年内に基礎コンクリートを2回に分けて打設します。底盤の部分と立ち上がり部分です。
冬場のコンクリート打設時には温度補正などが重要ですが、コンクリート強度が出るまでしっかりと養生期間を
確保することも非常に重要になってきます。建て方は2月初旬〜中旬を予定しているのでその点はバッチリです。
建て方で建築ボリュームが建ち上がるのが待ち遠しいです!



 

2013年12月15日

建築家紹介センター

吉村寿博建築設計事務所が登録している「建築家紹介センター」に作品事例をアップしました。
archives-h013-house-A として紹介している「究極のワンルーム住宅(究極のバリアフリー住宅)」です。
写真の解説付きですので是非こちらもご覧ください。

建築家紹介センターとは、建物を建てたい方に近くの建築家を紹介してくれるウェブサイトです。
リンク先をご参照ください。

□建築家紹介センター TOP
□建築家紹介センター/吉村寿博建築設計事務所-吉村寿博




 

2013年12月4日

h11: house-K 地鎮祭。131204

野々市市内で計画中のhouse-Kが地鎮祭を迎えました。
いよいよ着工です!

敷地は野々市市郊外のゆったりとした雰囲気のよい集落の一角。
土地探しの期間からお手伝いさせていただきましたが、新興住宅地にはない緩い雰囲気が魅力的な場所です。
施主さんのイメージする「居心地のよい住まい」を目指して長い間検討を重ねてきました。
住まいや、生活や、自分たちの持つイメージについて、本当に真剣に考えられていました。
結果的に、とても施主さんらしい空間のつくり方に辿り着けたような気がしています。

今までが長かっただけにようやく着工まで漕ぎ着けて嬉しさ爆発!といったところですが、
春先の竣工に向けて、工務店さんと一緒に二人三脚ならぬ、三者四?脚で頑張っていきたいと思います。



 

2013年11月10日

金沢21世紀美術館 建築ツアー_吉村寿博 

金沢21世紀美術館 建築ツアー を開催します!
(といっても、オフィシャルなツアーではないためバックヤード等見られるわけではないのでその点ご了承ください)

同日19時からCAAKにて開催する「CAAKレクチャー&パーティ45 美容×建築」の関連イベントです。
21美を巡りながら建築の勉強をしましょう!

石川、金沢で生活していらっしゃるみなさまには大分馴染んできた感のある21美ですが、どんな経緯で、どんな風に現在の形にまとまっていったのか、ご存知の方は少ないと思います。建物を見ながらその過程を説明するのは難しいかも知れませんが、一緒に巡りながら、設計時・建設時の裏話を交えつつお話したいと考えています。(ちなみに、僕はこの美術館建設にSANAAのプロジェクトリーダーとして関わらせていただきました。金沢移住のきっかけになった大プロジェクトです!)

有料展示室も是非見て頂きたいので、参加費1500円の中には展覧会入場券1000円の費用も含まれています。(友の会に入会済みで年間パスポートをお持ちの方は参加費500円でもいいかもしれませんね、室さんと相談します。ちなみに、僕は家族会員になっていて、年会費5000円で家族3人が一年間展覧会を観放題というお得なコースです!一年の内に2回以上展覧会を観る人にはおススメですよ)
展示作品の解説は出来ませんが、作品と展示室のマッチングや、展示室の繋がり、中庭との関係等、見て頂ければと思います。要所要所で説明はしますので是非楽しんでください。

21美で建築の勉強をした後は、街中散策をしながらのんびりCAAKまで歩いて「CAAKレクチャー&パーティ45 美容×建築」になだれこみましょう!楽しい一日になると思います。是非ご参加ください!


+++++

21世紀美術館プロジェクトリーダー吉村寿博氏による美術館ツアー

内容:21世紀美術館展示見学と建築ツアー

日時:2013年11月17日(日)
開始:16:30分
終了:18:30分

集合場所:タレルの部屋

参加費:1500円(美術館代+ツアー代)
定員:20名

主催:J.BEES
お問合せ先:jbees2525@gmail.com
090-9448-4045(ムロまで)

下記URL、Facebook のイベントページにリンクします。
https://www.facebook.com/events/549184705154178/?ref_dashboard_filter=upcoming&source=1



 

CAAK: lec045_塚田純 x 吉村寿博:美容 x 建築

CAAKレクチャー&パーティ45 美容×建築

CAAKにて楽しいイベントを開催します。
今回ご一緒させていただくのは、美容院GIGIのオーナー塚田純さんです。
美容と建築にまつわるクロストークです。
何と、CAAKの土間スペースでカットデモンストレーションも行なわれます!
(僕が切ってもらうわけではありません。笑)
塚田さんは新店舗の設計を谷尻誠さんに依頼するほどの建築好き。
一緒にお話しするのも緊張しますね。。
新店舗の動向も気になるところです!

今回のようなクロストークは初めての試みなので、まずは基礎知識のようなところから建築の説明をして
いこうと思っています。建築の歴史から現在の動向、世界から見た日本の位置づけ、世界の名建築など、
簡単な紹介になると思いますがざざっとお話する予定です。クロストークはその場の流れで興味のある
方向に話が展開していくと思いますが、デザインの本質に迫るような、楽しいトークになるのではないか
と想像しています。
参加してくださるみなさんに楽しんでいただけるよう、まずは自分が楽しみたいと思います。

美容や建築に限らず、デザインに興味のある方、是非ご参加ください!

+++++

CAAK レクチャー&パーティ 45
塚田 純 × 吉村寿博:美容 × 建築

みなさん、こんにちは。久しぶりにレクチャー&パーティのお知らせです。
今回は金沢市の美容院GIGIのオーナー 塚田純さんと、吉村寿博建築設計事務所主宰 吉村寿博(CAAK)
によるクロストーク&カットデモンストレーションを行います。

塚田純さんには美容の基礎からGIGIオリジナルのカット技法へ展開していくお話を。
吉村寿博は建築の基礎から建築の考え方、捉え方、表現方法に展開していく話を。
互いの話の後は美容×建築のクロストークを行い、トークの締めには塚田純さんによるカットデモンスト
レーションをCAAKの土間スペースで行ないます。トークで聞いたばかりのカット技法を間近で見られる
またとない機会です。

トークの後はいつもの通り手作り料理のパーティを行ないます。
美容師の事。建築家の事。一緒に勉強しましょう!
みなさんのご参加をお待ちしております。

※Facebookイベントページにて先行受付を行なっております。
ご案内が重複した場合はご容赦ください。

【日時】2013年11月17日(日) 19:00 - 22:30
【会場】寺町の町家 金沢市寺町2-3-4
【参加費】2000円(飲食代込)
【定員】50名
【主催】美容院GIGI CAAK Center for Art & Architecture, Kanazawa
【スケジュール(予定)】
19:00-19:30 塚田純さんトーク/質疑応答
19:30-20:00 吉村寿博トーク/質疑応答
20:00-20:30 クロストーク/塚田純さんによるカットデモンストレーション/質疑応答
20:30-22:30   パーティ
-22:30   終了
※お酒も用意しますので公共交通機関を利用してご参加ください

【お問い合わせ】office@caak.info ※要事前申し込み
参加ご希望の方はお手数ですがoffice@caak.info まで、
お名前、所属と携帯メール以外のご連絡先をお書き添えの上、お申し込みください。
※Facebookより参加申込みされた方は既に受け付け済みとなっております

【講師プロフィール】
塚田 純 プロフィール
1990 山野美容学校 卒業
1992(株)ケンジグループ 入社
1999(株)ケンジグループ 退社
2001 GIGI設立 kubo
2002 GIGI ounuka
2014 GIGI  kubo 改装リニューアルオープン予定(※谷尻誠 プロデュース)

美容に対する考え方:
十人十色の骨格と髪質 瞬時に見極め綺麗へと導くことが美容師の使命
ヘアーカットが鋏(シザー)で構築されるようになったのは1963年、
サスーンは古典的なボブカットを元とする、新たなヘアスタイルを発表した。
髪の毛を切る際に頭をいくつかに区画分けして、それぞれの区画の髪の毛をクリップ等で
まとめて止めて分けた上で、髪の毛を人差し指と中指の間に1cm程の厚みで引き出してから
切る『サスーンカット』は、現在の理容師や美容師の基本技術となっている。
私もロンドンへ何度も足を運びサスーンカットに魅了されました。
現在は独自のシェープ 立体裁断 8角形の展開図 黄金比 などを持ちえ
GIGIオリジナルのカット技法を生み出しました。
ヘアーデザイン ヘアースタイルは建築にとても類似するポイントがあり
今回少しでも 美容の良さ 建築の良さが参加者にお伝えできればと考えています。
店舗URL
http://zawa.synka.jp/oonuka/
http://zawa.synka.jp/kubo/

吉村寿博 プロフィール
1969 鳥取県生まれ
1995 横浜国立大学大学院 修了
1995-2004 妹島和世建築設計事務所/SANAA 勤務
  金沢21世紀美術館にプロジェクトリーダーとして関わる過程で金沢の魅力を知り、
  美術館竣工後に東京から金沢へ移住する
2004 吉村寿博建築設計事務所 設立
2007 CAAK ; Center for Art & Architecture, Kanazawa 共同設立
現在、金沢美術工芸大学, 金沢工業大学, 金沢大学の非常勤講師を務める

設計に対する考え方:下記URL参照
http://www.yoshimura-archi.com


【関連URL】
CAAK レクチャー&パーティ 45 Facbookイベントページ
https://www.facebook.com/events/474076996024364/?source=1

同日に開催するイベント:
吉村寿博 21世紀美術館 建築ツアー 16:30- @21美
https://www.facebook.com/events/549184705154178/?ref_dashboard_filter=upcoming&source=1

「金沢すずかわ塾」 元広島カープトレーナー、鈴川卓也氏による体幹トレーニング教室 in 金沢
12:00- @金沢市総合体育館 第3競技室
https://www.facebook.com/events/575158395874246/?ref_dashboard_filter=upcoming&source=1



--
CAAK事務局
CAAK; Center for Art&Architecture ,Kanazawa
URL: http://www.caak.info/
blog: http://blog.caak.info/
mail: office@caak.info



 

2013年10月30日

お知らせ:Facebook ファンページURLのご紹介。

吉村寿博建築設計事務所では、Facebook ファンページによる情報発信もしています。
吉村寿博・個人の Facebook も公開していますので、「いいね」「フォロー」など
していただければ最新の情報を受け取ることができます。
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アカウントからのリクエストも多いため、顔見知りの方、メッセージを頂いて
素性の分かる方のみ承認させていただいています。ご理解・ご了承ください。
※「フォローする」を押して頂くと最新情報が配信されます。




 

2013年9月30日

h013: house-A の写真集。を公開しました。

h013: house-A の写真集。を公開しました。

画像クリックでリンク先( WORKS index -archives )に移動します。

http://yoshimura-archi.blogspot.jp/2007/01/works-archives.html


 

2013年9月28日

h012: YMS-house の写真集。を公開しました。

h012: YMS-house の写真集。を公開しました。

画像クリックでリンク先( WORKS index -archives )に移動します。

http://yoshimura-archi.blogspot.jp/2007/01/works-archives.html 

 

2013年8月17日

insideout -石川県インテリアデザイン協会展 2013(配布パンフ)

insideout -石川県インテリアデザイン協会展 2013

inside out 展覧会概要

石川県インテリアデザイン協会は、協会員の作品紹介を題材に新しい展示スペースの創出を提案します。
本展覧会のタイトル「 inside out 」は「裏返しにしたり、引っくり返したり」という意味があります。聞き
慣れた言葉の組み合わせでありながら、同時に使うことでその中に複雑さを孕む多様性を併せ持つ言葉であ
り、既成概念にとらわれない展示を目指す我々にとって、とても相応しい言葉だと感じました。
展示室は県産材(能登ヒバや杉の間伐材など)を使用した約1間サイズの木フレームが並べられ、出展者は
この木フレームをヒントに展示を展開してゆきます。目で見たり手で触れたりすることで素材感を感じられ
ると同時に、素材の香りを感じられるような演出を施し、展示空間と産地の森を繋ぐような、展示室の枠を
飛び越えた展示を目指しました。また、各木フレームの展示は、協会員または協力者とのコラボレーション
展示となります。県産材の木フレームという環境に対し、複数のクリエイターがどのような化学反応を見せ
るか? これも今回の展覧会の見所のひとつです。新たな作品を創出する過程は、きっとこの先の未来へ
と繋がるメッセージとなることでしょう。

insideout -石川県インテリアデザイン協会展 2013
会場:しいのき迎賓館 ギャラリーA・B
時間:10:00-18:00(最終日のみ-15:00)
主催:石川県インテリアデザイン協会
共催:しいのき迎賓館
後援:(公財)石川県デザインセンター 金沢クラフトビジネス創造機構 北國新聞社 北陸放送(順不同)

展示会場にて配布しているパンフレットです。
各木フレームの展示コンセプト文等が載っています。






  

2013年8月10日

insideout -石川県インテリアデザイン協会展 2013

多様なジャンルのクリエイターが提案
展示空間・森・人を繋ぐ新たな探求

作家や建築家、デザイナーなど多様なクリエイターが参加し、
タイトルの「inside out」と県産材の木フレームをヒントに
新たなコラボレーション展示の可能性を探りました。森の香りに包まれ、
展示空間の枠を超えた展示を体感してみてください。


insideout -石川県インテリアデザイン協会展 2013
会場:しいのき迎賓館 ギャラリーA・B
時間:10:00-18:00(最終日のみ-15:00)
主催:石川県インテリアデザイン協会
共催:しいのき迎賓館
後援:(公財)石川県デザインセンター 金沢クラフトビジネス創造機構 北國新聞社 北陸放送(順不同)

吉村寿博が所属する石川県インテリアデザイン協会の協会展が開催されます。
展覧会実行委員として展示室の会場構成を担当しています。
展示概要が記載されていますので、しいのき迎賓館のイベントスケジュールもご覧ください。


参考URL)
石川県インテリアデザイン協会のウェブサイト



  

2013年8月1日

「マギーズセンター」とは?

そもそも「マギーズセンター」って何ですか?
最初に説明が必要だったかも知れませんね。
イギリス各地に存在する、がん患者を受けとめる「家」のことです。

コミュニティデザイナーの山崎亮さんが書かれている文章がとても分かり易く、僕が初めての方へ説明させていただく際にはいつも引用させていただいています。ご興味のある方は是非リンク先をご一読ください。

イギリスのマギーズセンターは、地域住民や企業の寄付によって建設・運営されており、訪問者は無料で施設を利用できます。日本とは文化が違うのでそれほどの寄付を募ることは難しいかも知れませんが、同じ精神を持った施設を金沢につくりたいと集まったメンバーでこの度のシンポジウムを企画しています。

僕自身も、身近な存在の人ががんにかかったことで、このような施設の必要性を強く感じるようになりました。現代日本において、治療にあたった方も含めると、2人に1人はがんに関わっていると言われています(よくある表現は、3人に1人ががんで亡くなっている。ですね)。決して人ごとではないというのが本当のところです。とは言え、当事者にならないと真剣に考えることが出来ないのも理解できます。

でも、自分が元気な時にこそ、このような施設の実現に向けて動き出さなければ意味がないのではないかと考えさせられてしまうのです。

客観的に見ればあまりにも壮大な話で、実現可能性を考えてしまったら何も動けなくなってしまいますが、それでも出来ることから始めないと、何も実現できる訳がないと自分を言い聞かせています。

僕は今年から活動に参加させていただき、何年も活動されている方々から勉強させていただきながらお手伝いをしています。今後は今回のような周知イベントの開催を重ね、同意をいただけるサポーターの方を一人でも多く増やしていく努力をすることが必要になると考えています。
8月18日のシンポジウムはその決起集会のようなものですが、一人でも多くの方にご参加頂けることを祈っています。


参考URL)
マギーズセンター公式ウェブサイト
studio-L 山崎亮さんの文章(鹿島建設/鹿島ダイジェストより)

※上記文章は自分のfacebookページより転載しました https://www.facebook.com/ysmrtshr



  

「がんとむきあう会」とは?

県民公開講座「いのちと空間~金沢らしいマギーの実現に向けて~」の主催者は「がんとむきあう会」。
「がんとむきあう会」とは? どんな会? どんな人たちなのでしょうか?


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いのちと空間 ~金沢らしいマギーの実現にむけて~
ー 病人ではなく、一人の人間に戻れる、死の恐怖の中にあっても生きる喜びを感じられる、
  小さな家庭的な安息所がほしい ー

イギリスの「マギーズセンター」は、乳がん患者であったマギー・ケズウィック・ジェンクスの思いを基に設立されました。私たちは、石川・金沢にもイギリスのマギーズセンターのような施設がほしいと集まりました。

「マギーズセンター」は、がん患者やその家族が安心感を感じられる小さな家庭的な安息所のような場所です。公園のように自然とひとが集まり、一緒にごはんをつくって食事をしたり、必要な時には医学的に専門的な知識を得ることもできます。

しかし、イギリスとは文化も生活も大きく異なる金沢の地に、そのまま「マギーズセンター」を持ち込んでも上手く機能するかどうか、疑問を感じていることも事実です。
「マギーズセンター」の思想を持ちながら、金沢らしさを取りこんでいくことができないだろうか。答えはひとつではないと思います。3年前の活動の発足時から常に試行錯誤が続いています。
さまざまな立場のひととの対話を重ねながら、一歩一歩確実に前に進んでいきたいと思います。

金沢らしいマギーの実現にむけて。



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がんとむきあう会

発起人代表 綿谷 修一(綿谷歯科医院)
〒921-8151 金沢市窪 7 丁目 269 番地
電話:076-242-0648
FAX:076-242-0647
E-mail:gmkk2013@gmail.com

発起人:
綿谷修一(綿谷歯科医院)
西村元一(金沢赤十字病院)
正源寺美穂(金沢大学医薬保健研究域)
榊原千秋(金沢大学医薬保健研究域)
湯野智香子(小松市民病院)
崎川万樹子(子育て支援団体ほっとたいむ)
小石川均(がん哲学外来を考える会)
米森直子(がん患者会クロスピンク)
吉村寿博(吉村寿博建築設計事務所)




参考URL)
がんとむきあう会。の説明文



  

県民公開講座「いのちと空間~金沢らしいマギーの実現に向けて~」_130818

県民公開講座「いのちと空間~金沢らしいマギーの実現に向けて~」
日時:2013年8月18日(日)
   開場13:00 開演13:30 終演16:10
場所:金沢21世紀美術館 シアター21
   入場無料 定員150名

◆マギーズセンターの紹介
 牧野智恵 氏(石川県立看護大学)
◆シンポジウム ーいのちと空間ー
「患者体験から考えるいのち」 岸本葉子 氏(エッセイスト)
「みんなの家」 妹島和世 氏(SANAA 妹島和世建築設計事務所)
「金沢における3つの建築と景観への想い」 山出保 氏(前金沢市長)

お申込み(申込締切:8月6日)※8/6以降も受け付けております。
FAX(076-242-0647)またはMAIL(gmkk2013@gmail.com)まで、
氏名・職種・TEL・メールアドレスをご記入のうえ送信願います。

主催:がんとむきあう会 http://gmk2013.exblog.jp/
※このシンポジウムは平成25年度石川県高度専門医療人材養成支援事業の一環で行います

8月18日(日)金沢21世紀美術館・シアター21において、「がんとむきあう会」主催によるシンポジウムが開催されます。テーマは「いのちと空間~金沢らしいマギーの実現に向けて~」 です。エッセイストの岸本葉子さん(がん患者の立場から)、建築家の妹島和世さん、前金沢市長の山出保さんにお越しいただきお話を伺った後、全体まとめの時間をとって議論を行なう予定になっています。

イギリスのマギーズセンターは、がん患者を受けとめる「家」。
がん患者やその家族・友人らが利用できる施設で、治療を行なう施設ではなく「こころのケア」が中心となります。専門スタッフは滞在しますが、制服ではなく普段着で訪問者を出迎えます。受付もありません。施設の中には大きなキッチンとダイニングがあり、一緒にごはんを作って食事をしたり、他の来館者と一緒にお茶をして話をすることができます。時には一人で泣ける場所もあるそうです。
参考)マギーズセンターウェブサイト: http://www.maggiescentres.org/

コミュニティデザイナーの山崎亮さんが書かれている文章がとても分かり易く、僕が初めての方へ説明させていただく際にはいつも引用させていただいています。是非リンク先をご一読ください。
参考)http://www.kajima.co.jp/news/digest/jul_2011/safesave/index-j.html

イギリスのマギーズセンターは、地域住民や企業の寄付によって建設・運営されており、訪問者は無料で施設を利用できます。日本とは文化が違うのでそれほどの寄付を募ることは難しいかも知れませんが、同じ精神を持った施設を金沢につくりたいと集まったメンバーでこの度のシンポジウムを企画しています。

イギリスで設計にあたった建築家は、レム・コールハース、フランク・ゲーリー、ザハ・ハディドらの著名建築家が無償で設計を行なっており、マギーのコンセプトの中には建築とランドスケープが一体となった癒しの空間が必要だと組み込まれています。建築やランドスケープに関しても上質のものを目指しているということで、JIA石川地域会にシンポジウムの後援を依頼させていただき、快く後援を許諾していただきました。

本来的には医療関係者とか、建築関係者とか、垣根の必要ない部類の話題かと思いますが、建築関係者の中からも、このような動きに興味を持っていただける人が増えるととても嬉しいです。是非ご参加ください。


参考URL)
がんとむきあう会@オフィシャルブログ
県民公開講座「いのちと空間~金沢らしいマギーの実現に向けて~」facebook イベントページ


2013年7月28日

AnT Cafe, summer 2013 _130817

AnT「夏の会」を開催します。
8月17日(土)15時〜
会場は AnTメンバー水野行偉さんの自邸兼アトリエ兼ギャラリー:ガラスのピラミッドです! 
富山県射水市東太閤山2-81 T&F : 0766-56-8512
入場無料 どなたでも参加できます。

今回の「夏の会」は、本来なら内部勉強会としてAnTメンバー限定で行なう会でしたが、
内容盛りだくさんなので一般公開にしようという声が上がり、公開イベントとして紹介することになりました。

あつ〜い建築の話!暑い夏にしましょう。みんな建築が好きだから!!
住まいについての、さまざまな話が展開 今からの住空間 AnTみなで考えます

最近のOPEN HOUSEから、
住宅を実際に見た二人が自分のとった写真をみながら、それぞれの感想をのべ講評する。
次に設計者本人が参加し、写真図面等でプレゼし、その後、3人で議論する。

15:00-「デビュー作」中斉 拓也/中斉拓也建築設計 
講評:濱田 修+林 芳宏  
まとめ:中斉 拓也

16:00-「オヤイエ」大熊 美菜子/みなこ建築設計事務所
講評:吉村 寿博+水野 行偉  
まとめ:大熊 美菜子

17:00-「スリットのある家」水野 行偉/水野行偉建築設計事務所
講評:水野 敦+熊谷 猛  
まとめ:水野 行偉

18:00-「最新作」吉村 寿博/吉村寿博建築設計事務
講評:青山 善嗣+山田 哲也  
まとめ:吉村 寿博

19:00-「木津の物件 完成後の話」横山 天心
講評:谷重 義行 
まとめ: 横山 天心



会場:GALLERY・ガラスのピラミッド


参考URL
□AnTのウェブサイト


2013年7月7日

h012 : YMS-house オープンハウスのお知らせ 130721

富山の個人住宅・オープンハウスのお知らせ。

富山市内にて建設中のYMS-houseが竣工しました。
クライアントのご厚意により、内覧会を開催させていただくことになりました。

敷地は少し古い住宅街の一角。前面道路幅員が4m程の静かな住宅街です。
奥にゆくほど幅が広がる変形敷地に、無駄なくぴったりとおさまる変形平面の住宅を計画しました。
建物の外観は道路寄りの高さを抑え、二階はかなり奥の方にセットバックしています。
そのお陰でそれほど広くない道路側から見ても圧迫感を感じることのない、風景にとても馴染んだ建築の
建ち方をしています。
メインフロアを一階に設け、外部の雰囲気を感じながらゆったりと生活できるように中庭を設けました。
一見閉鎖的に見える建物の内部に入ると、中庭から入る光に満たされた空間が広がります。
中庭を介して繋がる視線や動線、外部への繋がりが、日々の生活を豊かにしてくれることでしょう。
奥様の好みが反映された二階スペースは、女性の話題になること間違いなしの空間です。

この機会にぜひご体感いただければと思います。
みなさまのご来場をお待ちしています。

【日時】2013年7月21日(日)AM11:00〜PM6:00
【会場】富山県富山市本郷町付近(見学希望の方には別途案内図をお送りします)
【用途】個人住宅、構造:木造2階軸組工法
【施工】ASJ富山東スタジオ 千田建設
【主催】設計監理:吉村寿博建築設計事務所
【お問い合わせ】吉村 090-9768-8310

※見学をご希望される方は info@yoshimura-archi.com まで、お名前、ご職業、見学希望時間帯をご記入
 の上お申し込みください。素足でのご来場はお控えください。
※オープンハウスの日時に都合が悪い方は、日程調整の上、見学可能な場合がありますのでご連絡ください。
※ブログの過去記事にてこの住宅の情報をご覧いただけます。(h012 : YMS-house)


2013年6月3日

cuore de salon のご案内:130628開催

素敵なアクセサリーをデザインされ、ギャラリースペースも運営されている小早川眞理子さん 。
何と僕の事務所のすぐ近く、犀川を臨む寺町にギャラリーを構えられています。
毎月個性豊かなゲストを迎え、既に100回を超える cuore de salon にてお話しする機会をいただきました。

一般の方が参加されるので、自作について語るというよりは、建築にまつわる多岐に渡る話をしたいと思っています。
建築設計の意義とか、建築空間の魅力についても伝えられればと考えています。
ご興味がある方は是非ご参加ください。

小早川眞理子さんへの参加予約が必要になります。
下記ご案内をご参照ください。

+++
cuore de salon のご案内

爽やかな新緑の季節となりました。月日の流れの速いこと。もう6月です。
もたもたしていたらあっという間に歳を取ってしまいそうです。
さて今月のサロンは我が家のすぐ近くで設計事務所を営まれていらっしゃる吉村さん
がゲストスピーカーです。是非ご参加下さい。

■スピーカー  吉村寿博氏

■プロファイル 1969年 鳥取県生まれ。
        横浜国大、同大学大学院を経て妹島和世建築設計事務所/SANAAに勤務。
        最後の担当物件「金沢21世紀美術館」竣工の後、東京から金沢へ移住。
        2004年 吉村寿博建築設計事務所を設立し、現在に至る。
        2007年 CAAK:Center for Art & Architecture を友人らと共同設立し、
        美術と建築を横断する活動を展開する。レクチャー&パーティ45回、CIRなど。
        金沢美大、金沢工大、金沢大学にて非常勤講師を務める。

■タイトル  「最近の建築事情、建築の魅力とは!?」

■日時     6月28日(金曜日)6時半~

■場所    ギャラリーcuore mariko
       寺町3-9-48    280-6121

■会費    1000円 お酒付き2000円  p300円
       料理一品持ち寄り

■予約    参加される方は予約お願いします。
       車でいらっしゃるかお知らせ下さい。
 
   cuore mariko 小早川眞理子
   e-mail cuore_mariko@yahoo.co.jp



□cuore mariko クオレマリコ シンプル&モダンなアクセサリーを・・・古都金沢から


 

2013年6月1日

1306 Clubism:石川の美建築ベストガイド

現在発売されている金沢倶楽部出版の月刊 Clubism(クラビズム)6月号。
特集にて、地元石川県内の注目建築、富山・福井の注目建築を紹介しています。

特集
世界が認めるエンタメ空間を巡ろう
石川の美建築ベストガイド
世界を舞台に活躍する建築家の作品が多く揃う石川県。近年建てられた話題の美術館や図書館は大きな建築賞を受賞し、さらに注目が集まっています。どの建築にも共通するのは、人々に新しい出会いを生む場であること。名建築家たちの熟慮の末に生まれた入魂の一築を訪ねてみよう。

建築家のセレクトや誌面の構成について、よりよい誌面にしたいという編集担当者の熱意を感じ、少しアドバイスさせていただきました。個々の建築の紹介内容も非常にしっかりしていて担当者の熱意が伝わってきます。よい特集記事になったと思います。
特集ページの最終見開きで富山・福井の建築も紹介していますが、その見開きページでお茶目なポーズをしている僕の写真を見ることができます。苦笑

意外にも多くの知り合いから「見たよ!」と声を掛けられ、Clubism(クラビズム)の浸透具合に驚いています。地元に根付いた地元出版社の雑誌があるっていうのもある意味恵まれていますよね。金沢ってやっぱり凄いところだと思います。

楽しめる特集記事になっていますので、是非手に取ってご覧ください。




 

2013年4月22日

ASJ金沢イベント:第20回 建築家展 130428-29

吉村寿博が所属するASJのイベントが開催されます。
今回はASJ金沢主催の建築家展です。

会場は金沢市民にはお馴染みの「金沢市民芸術村 アート工房」
今回は初の試みで建築家セミナーも開催されます。
初日4/28の11:30から1時間ほどが僕の出番です。
僕のセミナータイトルは何と!
「依頼主の想像を超える提案」〜金沢21世紀美術館プロジェクトリーダーが提案する住宅設計〜

ちょっと仰々しいですが、ASJの方から提案されたタイトルです。苦笑
まぁ、自分でHP等にも書いているので何も異論はございません。。
21美の裏話もいろいろとお話したいと思っていますので、どうぞお気軽にお越しください。

【日時】2013/4/28(日)〜29(月・祝) 11:00-18:00
【会場】金沢市民芸術村 アート工房
    入場無料
【建築家セミナー】4/28(日) 11:30-12:30 吉村寿博
 「依頼主の想像を超える提案」〜金沢21世紀美術館プロジェクトリーダーが提案する住宅設計〜
 ※他の建築家の方のセミナー情報は、チラシやASJ金沢のウェブサイトをご覧ください


□ASJ 建築家との家づくり ARCHITECTS STUDIO JAPAN のウェブサイト
□ASJ金沢のウェブサイト
□ASJイベント情報




 

2013年4月21日

建築家Catalogue:建築展2013「家具と建築家、建築と家具」トークショー

ヤマギシショールームにて開催している建築展2013。
4月21日(日)にはトークショーが行われました。

メンバーが各々の展示内容を熱く語るトークショーです。
発表者も多いため、それぞれの持ち時間はやや短めでしたが、会場から質問や意見等も飛び交い、
なかなか賑やかなトークショーになりました。
大勢の来場者にご参加いただき、誠にありがとうございました。

会場でも告知しました通り、来月末の5月25日(土)には住宅見学ツアーを開催します。
メンバーが設計監理した住宅物件を貸し切りバスで巡るツアーです。
既に入居されている住宅を見学する数少ない機会です。
家づくりをご検討されている方に参加していただきたいイベントです。
そちらもお気軽にご参加頂ければ有り難いです。



 

2013年4月15日

建築家Catalogue:建築展2013「家具と建築家、建築と家具」開催します!

吉村寿博が所属する建築家Catalogueにて、建築展2013を開催します。
今回のテーマは「家具と建築家、建築と家具」です。

【会場】 金沢市小金町3-31 ヤマギシショールーム 電話 076-252-7583
【期間】 2013年4月19(金)〜24(水) 10:00-18:00
【トークショー】4月21(日)15:00-17:00 ※メンバーとの対話形式のトークショーです
【同時開催】  ヤマギシ主催「ペルシャ絨毯展」 4月20(土)〜29(月・祝)
 ※全て「入場無料」です。

建築展の会場が、事務局としていつもお世話になっている山岸製作所さんのショールーム。
では、家具に絡めて何か考える機会にしようということで企画が始まりました。

家具と建築を絡めて説明するのはなかなか難しいことなので、今回僕は自分の展示で何を
すべきか非常に悩みました。というのも、今までの別の機会につくったパネルや模型を並べて
展示するだけでは面白くないと思ったからです。自分が面白いと思えない物を見るために、
一体誰が来てくれるでしょうか?きっとちらっと見て帰ってしまうでしょうね。
「とにかく新作をつくろう!」 というのが自分自身に課した裏テーマでした。

また、今回のチラシもメンバーの由田さんが製作してくれたのですが、このチラシデザインが
とてもいいです。とても気に入ったチラシだったので、これで更にテンションが上がりました。
写真はミースのバルセロナパビリオン+バルセロナチェア。全てが完璧な組み合わせです。



さて、建築展のコンセプトですが、挨拶パネルの中から少し抜粋してみます。
+++下記、抜粋内容+++
普段の設計において、最初に建築の設計が行われ、後にその中に家具が置かれたり、デザインされた家具が組み込まれたりすることが多いのですが、今回の建築展は最初に家具をイメージし、その家具に見合う建築空間を提案する企画です。モダン建築の建築家が家具によって空間も表現したように、 この建築展では建築家Catalogueのメンバーがショールームに置かれた家具から新しい建築空間を表現してみます。
+++++抜粋終了+++++

つまり、非常に挑戦的ではありますが「家具から空間を発想して生みだす」という試みをしています。
僕は最初、自分が好きなデザインの家具を選んで、どんな空間になるか考えてみようと
思っていたのですが、それではデザインの方向性がいつもと変わらなくなるだろうと思い
もう少し不確定な要素を入れたいと思っていました。
家具のショールームでの展示ということは、勿論そこに家具がある訳で、その展示スペースの家具を
上手く利用できればいいなと考え、あえて展示スペースを自分から選ぶことはせず、一番最後に残った一枠で
展示しようと決めました。結果的に、正面玄関脇のとてもよいスペースで展示することになりました。

展示スペースが決まって、そのスペースを見に行くと、やはりそこにヒントがありました。
非常に特徴的な家具が置いてあったので、これをストーリーの軸に据えることにします。
建築の設計も全く同じですが、敷地や周辺環境、お客さんの中(趣味・ライフスタイル・設計条件等)に
ヒントが隠されています。 それをいかに引き出して建築家するか、というのが僕らに求められていること
だと思っています。

写真は arflex(アルフレックス社)の OLTANO(オルタノ)というシリーズのソファです。
この写真と全く同じ商品ではありませんが、同じシリーズの違う組み合わせのものが展示してあります。

一見しただけでは、このソファのどこが特徴的なのか?よく分からないかも知れません。
 「パッと見、普通に見える」というのも僕のツボにはまる部分です。笑
僕の事務所を訪れたお客さんが、このソファに一目惚れして設計が始まる、という前提で物語が展開して行きます。
建築設計が始まる前に、そこに置きたい家具が決まっているという設定です。
このソファをどんな風に料理するか? 是非会場にてご覧頂ければ嬉しいです。

どうぞお気軽にお越しください。


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2013年4月13日

h012:YMS-house 建て方+上棟式。

富山市内で建設中のYMS-house。
本日は建て方+上棟式でした。

複雑な(敷地のカタチにあわせた変形四角形なだけですが…)平面形状と、
少しねじれた屋根を持つため、大安の昨日と本日の二日かけて建て方が行なわれました。
施主さんがお休みのとれる本日、上棟式も行いました。

実は金沢の物件できちんとした上棟式を経験したことはなく、富山にて初の体験となります。
これも地域がらと言ったところでしょうか。

同じく変形四角形の中庭も姿を現しました。
道路側を低く抑えた外観はなかなかインパクトがあり、道路側に圧迫感を与えないため、
建物の建ち方としても、とてもいい感じだと思います。

工事が進んでいくのが楽しみです!





  

2013年4月2日

h013:ASI-house 地鎮祭。130402

金沢市内で計画中のASI-houseが地鎮祭を迎えました。
いよいよ着工です!

ありそうでなかったワンルームのバリアフリー住宅です。
内部の木製建具はトイレの一枚のみ。
しかもそのトイレは三角形。
建ち上がる建築ボリュームも可愛いカタチです。
乞うご期待!



 

2013年4月1日

新建築2013年4月号:展覧会レポート ス・ドホ|パーフェクト・ホーム

本日より発売されている「新建築 2013年4月号」 に記事が掲載されました。
展覧会レポート:ス・ドホ|パーフェクト・ホーム に寄稿しています。

自分の仕事が非常に忙しい時期だったので、寄稿依頼を引き受けるかどうか、物凄く悩みました。
ただ、ス・ドホの作品は空間の話と連動しているので、金沢21世紀美術館の空間性の話が不可欠と思い、21美の成り立ち
から知っている自分が書きたいという衝動にも駆られ、寄稿を引き受けることにしました。
展覧会を担当されていた学芸員の方は美術館建設時からのおつきあいなので、いろいろとお話をお聞きしながら文章を
組み立てていったのですが、とても面白いお話もお聞きできたので、非常に有意義な機会となりました。

文字数の制限で省かねばならないことがたくさんあって、文章としてまとめるのがなかなか難しかったです。
機会があれば手に取ってご一読いただければ嬉しいです。(裏話など聞きたい方は個別にご連絡ください。笑)


ス・ドホ|パーフェクト・ホーム

金沢21世紀美術館の展示室はそれぞれ特徴的な空間的特性を持ち、展示を巡ることでその展覧会に固有のストーリーを紡ぎだす。 韓国・ソウル生まれの作家/ス・ドホは、1/1スケールで時空間を体感出来るという自らの作品性と展示室の空間的特性を的確に捉え見事に空間を作品化してみせた。

ス・ドホの作品の中で近年注目されているのは「空間をスーツケースに納めて運ぶ」という発想から始まった作品。 光を通す半透明な薄い布で、自身が住んでいた家や、階段や廊下、門などといった、内と外あるいは公と私を分け隔てる境界をかたどるもので、作品の中に鑑賞者が入り込み、実際に空間を体感することができるのがその特徴である。

物質が半透明の布に置換されて抽象化されることにより、内と外の概念が非常に曖昧になり多層的な関係性が浮かびあがる。やがてそこに存在する人間や空間も取り込まれ作品化される。布の質感を感じさせないテンションや精緻なディテールも抽象性を増す一因となっている。ス・ドホは美術館開館当初から個展を熱望していたそうだが、作品の完成度も増した現時点の作品の状態こそが、展示空間の抽象性と程よく調和しているように感じられる。

かたや、具象性の高い1/5スケールの精巧な模型も展示されている。 自身が住んだ世界各地の「家」について言及した作品のひとつで、これらの作品は自らのアイデンティティに関わる疑問の延長線上にあるとのこと。 同美術館の中でもとりわけ特徴的な円形平面の展示室に置かれているのが特別な何かを示しているようで非常に興味深く感じられた。



 

2013年3月14日

130313 Shirasagiへ。

金沢21世紀美術館を後にして、今村創平さんと向かったのは直ぐ近くにある「いたる」。
美術館建設当時からお世話になっている美味しいお店です。
(その頃はランチもやっていたので本当によく行きました)

金沢らしい食べ物をと、大将におまかせでいろいろと美味しい食事をいただく。
CAAKの野田くんが合流予定だったため、次に向かったのはこれまた近くにあるShirasagiへ。
新天地にあったお店が柿の木畠に移転して、スペースも随分とゆったりしました。

写真は店内の様子と今村さんのシルエット。笑
鈴木大拙館の写真を僕に見せてくれるところでした。
シャッターを切るタイミングがちょっと悪かったです。ごめんなさい。苦笑
何はともあれ、楽しい一日でした。



 

130313 金沢21世紀美術館で開催中のス・ドホ|パーフェクト・ホーム

いくつかの用事が重なり金沢21世紀美術館に行ってきました。

金沢21世紀美術館で開催中のス・ドホ|パーフェクト・ホーム
新建築の展覧会レポートにて掲載したいとのことで原稿依頼を引き受けることになりました。
きちんと務まるか非常に心配です 。。ブログで文章を書くのとはわけが違いますからね。
限られた文字数の中で、必要な情報をきちんと盛り込んでいくというのは大変難しい作業です。
しかも、建築雑誌という枠組みの中で読める文章にしないといけないので、
そのあたりの配慮をどの程度の比重で盛り込んでいくか、悩ましいところです。。
建築空間の話だけしていても展覧会レポートにならないし、作品に関する話だけしていても
建築雑誌の記事にはならないという訳です。
編集者の方からそこまで要求された訳ではないですが、状況を総合的に考えればそうなるよね。。
という訳で、展覧会の担当学芸員さんに裏話をいろいろと聞いてきました。
担当されたのは黒澤浩美さん。美術館建設当時からのおつきあいなので、気心知れた仲です。
リラックスしていろいろな話をお聞きすることができました。楽しかった〜

黒澤さんのお話は、東京から金沢初訪問中の今村創平さんと一緒にお聞きしました。
今村創平さんとは旧知の仲で、ちょうど美術館をご案内する予定だったのでお誘いしました。
今村さんにも楽しめていただけたようでよかったです。

展覧会レポートは3/18月曜締切り。
あと数日しかありませんが、黒澤さんの裏話を参考に何とか書いてみたいと思います。
新建築4月号に掲載されるはずですので、思い出したら覗いてみてやってください。

話があちこちに飛んで恐縮ですが、今村さんは金沢21世紀美術館を訪れる直前に
谷口吉生さん設計の鈴木大拙館を訪問していました。
短時間の間に2つの建築を見比べた印象が強かったようで、その違いについて語ってくれました。
こちらも大変興味深い話でした。人と会って話をするのは楽しいですね!



□金沢21世紀美術館:ス・ドホ|パーフェクト・ホーム
□鈴木大拙館


 

2013年3月9日

130309 乗越に来ています。

仕事はなかなか一段落しない。。
が、思い切って近所の乗越さんにお茶しに行ってきました。
しばし気分転換。こんな時間も必要ですね。

カフェオレをいただきながら、萠さんと楽しいおしゃべり。
あっという間に時間が過ぎる。
今度は昼食にビーフストロガノフかサンドイッチだな。
楽しみである。



□乗越 website
□乗越 Facebook



 

2013年2月26日

h013:ASI-house 薪ストーブの打合せ。130226

金沢市内で計画中のASI-house。
家全体がワンルームとなるこの物件では、旦那さんの強いこだわりで薪ストーブを導入します。
本日は、旦那さんと一緒に薪ストーブの選定打合せなど。
ご近所のBrenneBrenneMORSØ SHOP KANAZAWAさんにて楽しく打合せをしてきました。
写真は店内にある薪ストーブ。今回はもっと大型のストーブを入れることになります。
春先の着工に向けて急ピッチで進めて行きます!



 

2013年2月25日

130225 谷尻誠ワークショップ「考える事をかんがえる」

金沢21世紀美術館で行なわれた 谷尻誠ワークショップ「考える事をかんがえる」
まずは写真をアップ。文章は後日追記しますね。

文章は後程。
書きたい事が山ほどあります。笑

いつの間にか文章が増えていると思うので、思い出した時に覗いてみてくださいね。




 

2013年2月21日

130221事務所の窓から見える風景。

先日に引き続き、寺町の風景シリーズ。笑

今回は窓から見える風景。今日も寒い一日でした。
僕の好きな凛とした空気感が漂っています。
特に意味はないですが、パシャリ。
そんな気分の夜でした。
 
 
 

2013年2月16日

130216事務所の土間から見える風景。

事務所の土間から見える風景です。
今年の冬は、雪の量はそこそこですが、とにかく冷える印象です。
事務所が入っている町家は、木製建具に塗り壁なので、どんなに頑張っても隙間風ピュウピュウです。
この土間空間の真上にあるので、つまり床下からも冷気があがってきます。
こんなところで仕事をしていると、一昔前の住宅の性能がいかに低かったか実感することができます。

寺町の大通り沿いに面していますが、お向かいにもキレイな町家が建ち並んでいます。
ある意味金沢らしい風景ですね。
冬は寒いですが、凛とした空気感はとても好きです。
そんな空気感を感じる寒い日だったので、帰り際に写真をパシャリ。
なんとなくそんな気分でした。



 

h012:YMS-house 地鎮祭。130216

富山市内で計画していた物件が地鎮祭を迎えました。
地鎮祭当日の天気予報は雪と風の荒れ模様。どうなることかと思いましたが、地鎮祭の行なわれた午前中は晴れ間も覗く穏やかな天候で、無事気持ちよく式典を行うことができました。3月半ばからの本格着工に向け、幸先の良い出だしです。建物のヴォリュームが建ち上がってくるのが待ち遠しいです!