2011年12月4日

Space: 15x3x1.8 -石川県インテリアデザイン協会展(オープニング)

しいのき迎賓館ギャラリーA・Bにて展覧会が始まりました。

Space: 15x3x1.8 -石川県インテリアデザイン協会展
会場:しいのき迎賓館 ギャラリーA・B(入場無料)
時間:11/29火〜12/12月 10:00-18:00(会期中無休)
主催:石川県インテリアデザイン協会
共催:しいのき迎賓館
後援:(財)石川県デザインセンター 金沢クラフトビジネス創造機構 北國新聞社 北陸放送(順不同)

【作品解説:ミニフォーラム開催】
会期中最後の週末12/10土:16:00-18:00には、展示作家さんが一堂に会するミニフォーラムが開催されます。会場構成のコンセプトや各作家さんの作品説明・展示意図の説明等、聴き応えのあるフォーラムになると思います。展示スペースを巡りながらの説明になります。展覧会をより楽しみたい方は是非ご参加ください。早めに一度自分で展示を観覧された後にお話を聞くと、いろいろな発見があって楽しいと思いますよ!勿論僕も会場にて説明させていただきます。是非いらっしゃってください!

展覧会開催後の写真も一部掲載しておきます。
ギャラリーA・Bでそれぞれ趣向を凝らした展示計画となっていますので是非ご体感ください。

111130 北國新聞 朝刊
ギャラリーA
ギャラリーA:オープニングレセプション
ギャラリーB
ギャラリーB
ギャラリーB:展示17
ギャラリーB:展示11
ギャラリーA
ギャラリーA:展示06→展示07
ギャラリーA:展示07


※こちらの記事も一緒にご覧ください。
【Space: 15x3x1.8 -石川県インテリアデザイン協会展(展示設営)】
【Space: 15x3x1.8 -石川県インテリアデザイン協会展(開催概要)】
【Space: 15x3x1.8 -石川県インテリアデザイン協会展】




2011年11月27日

Space: 15x3x1.8 -石川県インテリアデザイン協会展(展示設営)

Space: 15x3x1.8 -石川県インテリアデザイン協会展 の展示設営が始まっています。
会場設営および作品展示は11/26-28の3日間で行なわれます。

ここ最近はかなり詰めて打合せを行ってきました。毎週の実行委員会打合せは勿論のこと、各作家さんにも何度も全体打合せに参加して頂き、緊密に連絡を取り合いながら各部の展示についても詰めていきます。作家さんには全体の展示コンセプトを十分に理解して頂いた上で各々の展示スペースの使い方について提案して頂きました。このあたりの意思疎通の重要さは、どんなモノづくりにも共通することですよね。全体像があって細部が生きる/細部があって全体像が生きる、のだと思います。

展覧会の実行委員会が立ち上がったのも2〜3ヶ月前なので、全体の展示コンセプトの決定および石川県インテリアデザイン協会会員への参加呼びかけ、展示作家さんの選定や展示調整等、本当に駆け足で進めてきました。実行委員長の金沢美大・角谷修理事長浦建築研究所の浦淳さんと共に実行副委員長として展覧会に関わらせていただきました。実行委員会の主力として展示設営関係はナカダの亀田重太郎さん、全体の補佐役としてFLEY Design・家具職人の甲斐晋さんプラスファクトリー・デザイナーの前伊知郎さんと共に準備を進めてきました。
特に甲斐さんと前さんのお二人には助けてもらいました。ふたりとも実際のものづくりで鍛えられた経験を生かし全体のスケジュール管理から作家さんとの調整、DMや当日資料のデザインまで何でもこなしてくれて本当に心強い味方でした。


展示07:自分の展示スペース。クランクして先に繋がっていく空間。

写真は設営初日11/26日の様子です。まずは展示の骨格となる展示スペースの吊り下げ作業です。
来場者に与えるファーストイメージがとても大切なので、本当に重要な部分の設営です。
浮遊した展示スペースの中が、さらに仕切られているのが分かるでしょうか?その先は各作家さんのクリエイション次第。どんな展示になるのか楽しみです。

その一方、自分の展示スペースにはかなり悩まされています。特にギャラリーAの展示07は本当に難しい……
幅1メートルの細長くクランクした空間。この展示07に関連するギャラリーBの展示20は、僕が実際に設計監理した住宅のスライドショーです。展示07のクランク空間と実際の住宅の平面形状が似た空間構成になっているのです。実際の住宅は平面的/断面的にクランクした空間を生かした間取りの工夫が随所に盛り込まれていて、その一端でも展示07で表現できればと模索しているのですが…

実際の展示は是非会場を訪れて体感していただきたいと思います。
あまり書くとネタバレで楽しめないので…



※こちらの記事も一緒にご覧ください。
【Space: 15x3x1.8 -石川県インテリアデザイン協会展】
【Space: 15x3x1.8 -石川県インテリアデザイン協会展(開催概要)】




2011年11月21日

Space: 15x3x1.8 -石川県インテリアデザイン協会展(開催概要)

開催期間:2011年11月29日(火)~12月12日(月)
会  場:しいのき迎賓館:ギャラリーA・B


石川県インテリアデザイン協会は、しいのき迎賓館ギャラリーA・Bにおいて
協会員の作品紹介を題材に新しい展示スペースの創出を提案します。

「壁面や展示台に展示された作品を鑑賞する」という従来の枠組みを超え、
展示空間そのものの構成を見直し、会場全体や観覧者を含めた展示空間そのものが
美しいインスタレーションになることを目指しています。

展示物は協会員の作品がベースになりますが、単に完成品を陳列するのではなく、
普段見ることのできない制作過程を含めた展示計画を構想しています。
ギャラリーA・Bの2つのスペースを効果的に関連づけるために、各展示室の展示物は
片方が制作過程を示したり連想させたりする”物”、もう片方がその成果”物”という関係性で
結びつけられ、空間や時間を超えた繋がりを感じさせます。



ギャラリーAには幅3m×長さ15m×高さ1.8mの直方体が浮遊しています。
直方体の下からは光が漏れています。少し上体を屈めて中に入ると、展示空間がいくつかの
スペースに仕切られているのが分かります。各展示スペースを巡ると、さまざまな
プロポーションを持つ展示スペースに適した展示作品が、展示スペース内に浮遊している様を
鑑賞することができます。

ギャラリーBには幅3m×長さ10m×高さ1.8mの直方体が床すれすれに浮遊しています。
こちらは完成品の展示がメインになります。ギャラリーAと同じように展示空間が
いくつかのスペースに仕切られ、各々は展示スペースのプロポーションを生かした展示計画と
なっています。さらに、ギャラリーBでは協会員の経歴や作品をスライドショーにて紹介する
予定となっています。



ギャラリーA・Bの2つのスペースを巡ることで、空間と時間が繋がり、作品が繋がります。
もう一度、もうひとつの展示を見直したくなる衝動に駆られることでしょう。
インテリアを展示空間として捉え直すこと。そして新たな価値を与えること。
本展において、2011年現在の石川県インテリアデザイン協会・協会員の仕事を、広く一般の
方に見て頂きたいと考えています。



「SPACE:3×15×1.8」石川県インテリアデザイン協会展 実行委員会



2011年11月20日

Space: 15x3x1.8 -石川県インテリアデザイン協会展

Space: 15x3x1.8 -石川県インテリアデザイン協会展
会場:しいのき迎賓館 ギャラリーA・B
時間:10:00-18:00
主催:石川県インテリアデザイン協会
共催:しいのき迎賓館
後援:(財)石川県デザインセンター 金沢クラフトビジネス創造機構 北國新聞社 北陸放送(順不同)


吉村寿博が所属する石川県インテリアデザイン協会の協会展が開催されます。
展覧会実行委員として展示室の会場構成を担当しています。
展示概要が記載されていますので、しいのき迎賓館のイベントスケジュールもご覧ください。



【しいのき迎賓館】
【石川県インテリアデザイン協会・ウェブサイト】

2011年11月15日

建築家Catalogue:18人の建築家による住まいの創作展

吉村寿博が所属する 建築家Catalogue 主催の展覧会が開催されます。
会場は金沢21世紀美術館から徒歩5分の「石川国際交流サロン」です。
大正末期に建築された民家と伸びやかな和風庭園が素晴らしく、とても心地よくいい雰囲気の展示会場です。
この場所を訪れるだけでも一見の価値ありですよ!是非お越しください!

建築家Catalogue展 2011
18人の建築家による住まいの創作展

■間のインスタレーション
大正時代の和の佇まいに18人の建築家が現代の視点と感性を持ち込み、新しい空間を創出します。
■住宅プロジェクト展
土蔵を利用したギャラリースペースに、18人の建築家が各自の住宅作品を展示します。
■建築家の家づくりリレートーク →12月18日(日)10:15-19:00
18人の建築家が自作を通して家づくりのプロセスや設計主旨など、住宅建築に対する思いを語ります。


[リレートーク・スケジュール] 12月18日(日)
10:00- 瀬戸 / 10:30- 石村 / 11:00- 高屋 / 11:30- 松本
12:00- 赤坂 / 12:30- 安田 / 13:00- 中出 / 13:30- 盛下
14:00- 小林 / 14:30- 戸井 / 15:00- 長村 / 15:30- 中 
16:00- 木田 / 16:30- 吉村 / 17:00- 由田 / 17:30- 三村
18:00- 谷重 / 18:30- 野手

[主催] 建築家Catalogue / 石川住宅建築家協議会
[会場] 石川国際交流サロン

建築家Catalogue / 石川住宅建築家協議会
[参加建築家]
赤坂攻 石村聖一郎 木田智滋 小林吉則 瀬戸達 高屋利行
谷重義行 戸井建一郎 中武則 中出喜美男 長村峰行 野手有二
松本大 三村大介 盛下敏成 安田均 由田徹 吉村寿博
[連絡先]
ヤマギシショールーム内事務局 担当:西島
〒920-0805 金沢市小金町3-31 TEL:076-252-7583
MAIL:mail@k-catalogue.com URL:k-catalogue.com

[会期]2011.12.15(木)〜12.25(日) ※19(月)は休館日
  ★18(日):参加建築家によるリレートークショー
[時間]10:00〜18:00(日・祝は19:00まで)
[会場]石川国際交流サロン
  〒920-0962 金沢市広坂1-8-14
  TEL:076-223-8696 FAX:076-223-8685
  URL:http://ifie.or.jp/japan/facilities/salon/home_salon.html
  ★駐車場はございませんので近隣の駐車場をご利用下さい


【建築家Catalogueのウェブサイト】
【建築家Catalogueのブログ】
【石川国際交流サロンのウェブサイト】
【山岸製作所・ヤマギシショールームのウェブサイト】


2011年11月7日

お知らせ:メールマガジンの配信について。

メールマガジンと呼べるほど大層な代物になるかどうかは不明ですが、
定期的(または不定期?)に情報を配信させていただきたいと思います。


・吉村寿博建築設計事務所が設計した住宅や一般建築の内覧会のお知らせ。
・吉村寿博が関わる活動に関するイベント情報。
CAAK建築家CatalogueAnT金沢クリエイティブツーリズム
石川県インテリアデザイン協会金沢職人大学校 など

ご興味のある方は下記要領にてご登録ください。
数日以内にご登録確認のご連絡をさせていただきます。
※ご希望の方には近年の設計事例をまとめた資料を送付させていただきます。
※設計事例の中に見学ご希望の物件がありましたらお知らせください。
お施主さんとご相談の上、調整可能であれば見学できます。

■登録方法
【吉村寿博建築設計事務所のウェブサイト】内、" Contact " より、
下記情報をご記入の上、e-mail を送信してください。
お名前、郵便番号、住所、電話番号、ご質問・ご意見・ご要望など

どうぞお気軽にご登録ください。
楽しい情報を配信させていただきます。

2011年11月6日

第2回 JIA建築文化塾〜金沢の「交通」について考える !! 〜

金沢のまちなかを再考します。
吉村寿博が所属するJIA北陸支部・石川地域会が都市政策フォーラムを開催します。
JIA政策委員会が企画するイベントです。

今年度1年間で合計5回の都市政策フォーラムを予定しています。
その2回目にあたる今回は、金沢の「交通政策」について議論する場にしたいと考えています。
お誘い合わせのうえ、どうぞお気軽にご参加ください。

■第一部:トークセッション
【日時】2011年11月11日(月)18:15-19:50
【場所】ITビジネスプラザ武蔵 5階 研修室1
【話者】木谷弘司 氏(金沢市交通政策課担当課長)
米田 亮 氏(株式会社計画情報研究所富山支店長)
コ-ディネ-タ- JIA都市政策委員会 吉村寿博
【参加費】無料
■第二部:懇親会
【日時】カフェ・アルコ(第一部終了後 20:00-21:30)
【参加費】3,500円
主催:JIA北陸支部・石川地域会
※詳細は添付資料をご覧ください。


2011年11月5日

北陸リノベーションシンポジウム in 金沢

北陸リノベーションシンポジウム in 金沢
『モノづくりのイノベーション・リノベーションのコトづくり』
2011年11月19日(土)11:00-21:00(懇親会21:15-)


【CAAKウェブサイト】
【CAAKブログ】

2011年11月2日

建築家Catalogue:建築レビュー 111029 のご報告。

2011年10月29日(土)四高記念交流館にて建築レビュー(トークショー)を行なった。
今回のパネラーは赤坂さん、松本さんと僕の3人で、三者三様の近況を語る会となった。
僕は富山県で計画が進んでいる近作を例に出し、設計を進める上で、敷地の条件と
クライアントの要望がどのように絡み合って形になっていくか、という説明をした。
北側の一面道路(写真下側)の接道間口は約14.6mで、南北軸の最長が約32m。
間口約4.4mの細長い部分の先端(南側)には幅2m程の水路がある。
奥に進むにつれ敷地の間口はどんどん狭くなっていく極端な変形敷地である。(写真参照)
この間口約4.4mの細長い部分をいかに利用するかというのがこの敷地の最大の難問であった。

現時点では模型写真のようなYの字型平面の提案が、施主さんの要望を一番満たしている案
としてとても気に入ってもらっている。
最初のうちは中庭案を気に入ってもらっていたが、コンパクトな動線と静かな生活という
大きな要望を満たしている点に共感していただいた。こちらの意図を理解してくださって
本当に有り難い話である。設計の過程においては、お互いの考え方の意思疎通が本当に
重要だと改めて感じさせられた。


【建築家Catalogueのウェブサイト】
【建築家Catalogueのブログ】

2011年10月26日

AnT Cafe 5th _ 111023-111030「セッケイのプロセス」展 開催中

111024 北日本新聞 朝刊
111025 富山新聞 朝刊
富山市総曲輪3-3-14(総曲輪通り)のMAG.net 富山まちなか研究所住所にて開催中の
AnT Cafe 5th「セッケイのプロセス」展。

早速新聞取材を受けたのでご報告です。
週末は土日連続で座談会を開催します。僕は日曜日にパネラーとして参加します。
現在設計中の物件を題材にお話したいと思います。
家づくりのプロセス(過程)にご興味のある方は是非会場にお越しください。

2011年10月15日

建築家Catalogue:建築レビュー 111029

吉村寿博が所属する建築家Catalogueにて、建築レビュー2011を開催します。
今年度は原点に立ち返って、各々の活動を一般の方により身近に感じて頂けるよう作品の話題を
メインに据え、いろいろな議論に展開していければと考えています。
今回は赤坂攻・松本大・吉村寿博の3人が発表します。

来場者の方との対話の時間もつくりたいと思っていますので、是非ご参加いただき
お気軽にご質問やご意見等いただければ有り難いです。
ご参加をお待ちしています。
※参加費無料:事前申込は必要ありません。開始時間に開場にお越しください。
※いつもと違う会場ですのでご注意ください。

【日 時】2011年10月29日(土)14:00-16:00
【会場】石川四高記念文化交流館(金沢市広坂2-2-5 中央公園となり)


□建築家Catalogueウェブサイト
□建築家Catalogue公式ブログ

2011年10月12日

AnT Cafe 5th _ 111023-111030「セッケイのプロセス」展

富山の建築家と共に活動しているAnT(アント) : Architects-network, TOYAMA のイベントが
10月23日(日)〜30日(日)にかけて開催されます。
「セッケイのプロセス」 と題して、最新作の途中経過や普段の設計作業の進め方など、
実際にどのような過程を経て、建物が出来上がってゆくのか?という普段は知ることの出来ない部分について
検討中の図面や模型を使って分かりやすく解説します。
・敷地条件やクライアントの要望等がどのように計画に影響してくるのか?
・どんな順序で計画が練り上げられるのか?
・コストコントロールはどの段階で行なっているのか?
・建築家が重要だと考えていることはどんなことなのか?
・設計を依頼してからどのくらいで建物が完成するのか?
AnTメンバーの中でもおそらくいろいろなケースがあると思うので、座談会を通して
さまざまな考え方を学べるよい機会となります。僕自身も他のメンバーがどんなプロセスで
設計を進めているのかとても気がかりです!
どうぞお気軽にご参加ください。みなさまのご来場を心よりお待ちしています。

期間:2011年10月23日(日)~10月30日(日)
時間:13:00~21:00(平日)・11:00~21:00(土日)
会場:MAG.net 富山まちなか研究所
住所:富山市総曲輪3-3-14(総曲輪通り)【→地図】
問合先:山田哲也建築設計室 076-482-5768


■10月23日(日)
13:30~14:30 セミナー 「エコ住宅のつくりかた」 熊谷猛
15:00~17:00 座談会1 「設計のプロセス-1」 青山善嗣・熊谷猛・山田哲也

■10月29日(土)
14:00~16:00 座談会2 「設計のプロセス-2」 林芳宏・水野敦・横山天心

■10月30日(日)
14:00~15:00 講  演 「北欧でみた光」(北欧教会探訪記)水野行偉
15:00~17:00 座談会3 「設計のプロセス-3」 濱田修・吉村寿博・水野行偉


2011年9月9日

h008: KIK-house オープンハウスのお知らせ 110917-18

御経塚の共同住宅・オープンハウスのお知らせ。

御経塚にて建設中のKIK-houseがほぼ竣工しました。
クライアントのご厚意により、内覧会を開催させていただくことになりました。

まずは立地条件が素晴らしいです。共同住宅としてはとてもいい場所に位置しています。
オーナー住宅と貸室×2の構成。3世帯がひとつのボリュームにおさまっています。
特徴的な空間を内包しつつ、限られた床面積の利用効率を高める工夫が随所に凝らされています。
オーナー住宅・貸室ともに2.5階建てとなり、各世帯がそれぞれの特徴を持っています。
貸室はたっぷりとした面積のロフト空間を持ち、天井高さは4mを超えます。
大きなゆったりとした空間の中で、心地よい時間を過ごすことができます。

この機会にぜひご体感いただければと思います。
みなさまのご来場をお待ちしています。


【日時】2011年9月17日(土)〜18日(日)AM11:00〜PM5:00
【会場】石川県野々市町御経塚(見学希望の方には別途案内図をお送りします)
【用途】共同住宅、構造:木造2階軸組工法(一部ロフトあり)
【施工】エイキハウス
【主催】設計監理:吉村寿博建築設計事務所
【主催】施工会社:エイキハウス
【主催】賃貸管理:金沢R不動産
【お問い合わせ】吉村 090-9768-8310

※見学をご希望される方は info@yoshimura-archi.com(@を半角に変更してください)までご連絡ください。
※オープンハウスの日時に都合が悪い方は、日程調整の上、見学可能ですのでご連絡ください。
※住宅の詳細はこのブログの過去記事にてご覧いただけます。


2011年8月30日

建築家Catalogue:建築レビュー 110625

吉村寿博が所属する建築家Catalogueにて、建築レビュー2011を開催します。
今年度は原点に立ち返って、各々の活動を一般の方により身近に感じて頂けるよう作品の話題を
メインに据え、いろいろな議論に展開していければと考えています。
今回は瀬戸達・中出喜美男・安田均の3人が発表します。

来場者の方との対話の時間もつくりたいと思っていますので、是非ご参加いただき
お気軽にご質問やご意見等いただければ有り難いです。
ご参加をお待ちしています。
※参加費無料:事前申込は必要ありません。開始時間に開場にお越しください。
※いつもと違う会場ですのでご注意ください。

【日 時】2011年9月17日(土)14:00-16:00
【会場】戸板ホール1F・カンディハウス金沢支店(金沢市二口町17 tel 076-262-0230)


□建築家Catalogueウェブサイト
□建築家Catalogue公式ブログ

2011年8月20日

建築家Catalogue:住宅見学ツアー 110723

今年度から会長を務めている建築家Catalogueの住宅見学ツアーが、2011年07月23日(土)に開催されました。
メンバーの中出さん、戸井さん、石村さんが設計された住宅を、一般の方と一緒に巡るツアーです。
中型バスを借りて、和やかに、賑やかにツアーが行われました。



今回はきちんと動画記録もし、編集してYouTubeにアップすることにしました。
建築家Catalogueの活動をより広く、多くの方に知ってもらうためです。

編集時間は1時間と、かなり見応えのある動画になりました。
お時間のある時に是非ご覧ください。


□建築家Catalogueのウェブサイト
□建築家Catalogue公式ブログ


2011年7月29日

CAAKレクチャー40「CAAK@かなざわ燈涼会」

CAAKレクチャー40「CAAK@かなざわ燈涼会」を開催します。

昨年に引き続き今年も「かなざわ燈涼会」に参加しますが、今年はCAAKの活動そのものをインスタレーション的に展示することにしました。CAAKの代名詞ともなっているレクチャー&パーティ。既に39回を数え、今回が40回目となります。CAAKのレクチャー&パーティは、美術・建築の分野を中心に多方面の方々に講師を務めていただきました。いつもは寺町の町家でレクチャーの後、メンバーの手料理で懇親会に突入します。レクチャーの後、CAAKのような小さな空間で濃密な時間を過ごせることが一番の醍醐味となっています。さまざまなイベントを通じて人や場所を繋いでいくことがCAAKの大きな意義となっています。

さて、前置きが長くなりましたが、今回は寺町の町家を飛び出して、金沢市主計町2-1の照乃屋さん2階にて連続レクチャーシリーズを開催します。燈涼会には多くの作家さんが参加されていますが、CAAKメンバーに縁のある方数名にお声がけして連続レクチャーが実現しました(参加作家さん全員にお声がけできなかったのは心残りですが…)。注目の作家さんが大勢参加されます。

普段、作家さんがどんなことを考えて作品をつくっているのか、お話を聞く機会があまりありません。燈涼会の会期中はそんな作家さんが界隈をうろうろしています。こんな機会もなかなかないので、まとめて作家さんのお話を聞こう!というオーディエンスにとっては大変お得な企画になっています。燈涼会に向けて、どんなことを考え、どんなものをつくったのか?普段の作品づくりの様子や、最近考えていること、最近の悩みなど、一般の人に向けた話もあれば、作家さん同士だから成立する会話というのもあるかと思います。実際、昨夜の前夜祭では、金沢21世紀美術館の秋元館長や陶芸家の中村卓夫さんと一緒に会場を回った際に、作家同士ならではの会話などを聞くことができ、僕は完全にひとりのオーディエンスとなって話に聞き入っていました。とても刺激的な夜でした。

明日からの、CAAKレクチャー40「CAAK@かなざわ燈涼会」では、そんな熱い空気を少しでも再現できればと思っています。みなさま是非お気軽にお越しください。どうぞよろしくお願いいたします。


吉村寿博/CAAK共同主催・CAAK代表


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CAAKレクチャー40「CAAK@かなざわ燈涼会」

みなさん、こんにちは!
CAAKは去年にひきつづき、今年も7/29、30、31とかなざわ燈涼会に参加いたします。
その期間中、30日と31日に、CAAK レクチャーを開きたいと思います。
今回は寺町を出て出張です。燈涼会に出展している作家さんから、作品についていろいろお話を聞きたいと思います。
まだ確定していませんが、飛び入りの参加もあるかもしれません。
会場が寺町ではありませんので、ご注意くださいね。
照乃屋での展示は11時から17時までオープンしています。
CAAKの紹介コーナーもあり、くつろげる場にしていますので気軽に来てくださいね。
みなさまのご来場、心よりおまちしております。

【日時】2011年7月30日(土)、31日(日)13:30~16:30
【会場】照乃屋(主計町2-1)
【参加費】無料
【言語】日本語
【主催】CAAK Center for Art & Architecture, Kanazawa
【スケジュール】
発表20分 質疑20分
〈30日(土)〉
13:30 CAAK
14:00 上出恵吾(かみで・けいご)
15:00 釋永陽(しゃくなが・よう)
15:45 終了
〈31日(日)〉
13:30 藤原絵里佳(ふじわら・えりか)
14:15 中嶋寿子(なかじま・としこ)
15:00 アートグミ/佐合道子(さごう・みちこ)中村有希(なかむら・ゆき)
15:45 中村かふく(なかむら・かふく)
16:30 終了

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2011年6月30日

AnT Cafe 4th _ 富山情報6月29日発刊号

富山県にて発行されている「富山情報」6月29日発刊にて、
AnT Cafe 4th のお知らせが「ふぁみりーPRESS」というコーナーに掲載されています。

今回の AnT Cafe 4th は「インテリアから考えるすまい」が全体に流れるテーマとなっています。
僕は7月3日(日)に、濱田修さん、横山天心さんと一緒に座談会に参加することになっています。
当日のテーマは「壁紙編1」で、まず最初にマナトレーディングさんのセミナーから始まり、
休憩を兼ねて、お隣カフェ・ブリッジさんに移動してcafe time。その後我々3人による座談会となります。
14時から17時までどっぷりインテリアの話に浸かろうという主旨です。
色々な立場の人から話が聞けるので、なかなか楽しい時間になるのではと、
自分もパネラーのひとりではありますが大変楽しみにしています。

ところで、壁紙とかシェードとかとは少し離れるのですが、
先日、AnTメンバーの山田哲也さんが手掛けた作品を見せていただく機会がありました。
玄関ホールの正面の壁だけラーチ合板が貼ってあるのですが、その理由を聞いた時に、
「空間のカタチを見せる為に一面だけ材料を変えた」というような話をしていて、
面白いなと思っていました。(意図が間違っていたらごめんなさい)
これはもしかしたら建築家的な発想なのかな?と。
それに対して、今回のセミナーのことを考えてみると、マナトレーディングの方とか
ハンターダグラスの方はどんな風にコメントするんだろう?と興味が湧きました。
素材とか壁紙を使い分ける「理由」の話です。

僕自身(現時点では)は、まだまだ素材の勉強が不十分(勉強継続中)で、
上手にいろんな素材を使い分けられないということもあるのですが、
割と白い内装になる一番の理由は「素材感に頼らずに、空間のカタチとか繋がり方で
建築を面白くしたいと考えている」ことが影響していると思っています。
素材感を上手く引き出してそつなくつくれば、それなりの建築に見えると思うのですが、
それだけでは建築の設計にはなっていないのではないか、と個人的には思っているのです。
むしろ、素材感が消失しても面白いと思える建築が、本当に面白い、魅力のある建築
ではないかと考えているのです。(素材感が重要ではないと言っている訳ではないですよ)

なので、例えば今回のセミナーでは、
僕が設計した住宅で壁紙を積極的に使うとすれば、どんな提案(考え方)があるか?
ということを逆にマナトレーディングさんに聞いてみたい。もしくは来場者の方に
聞いてみたい気がしています。もちろん濱田さんや横山さんの考え方も聞いてみたいです。
または、この家に家具を置くとしたらどんな家具が合うと思うか?など、
いろいろ聞いてみたい気がしています。そんなことから議論が始まればと。
僕たちのセミナーでは壁紙がテーマになるとすれば、もしかしたらそれは素材の選び方
にも似た話になるかと思います。何か上手く繋げて発展的なセミナーになるといいなと
考えています。


□AnT(アント) : Architects-network, TOYAMA

2011年6月25日

ROKKO cottage(六甲コテージ)

六甲山の山頂近くに住んでいる親戚の元を訪れた。
ここは、天気がよければ100万ドルの夜景(どうして円じゃないのか?)。

標高が高いので昔は企業の保養所等が多かったのだが、利用率が下がったのかその土地建物の権利を買うことができる。
このお宅も某有名企業の元保養所である。とっても広い建物に、ご夫婦とふたりの息子たちと4人で生活している。
その広い敷地内に開かずの山小屋があった。しかもふたつ。
そもそも母屋のDIYで手一杯(何せ広すぎるのでやってもやっても切りがない)だったのだが、ついに足を踏み入れて
改装することを決心した。1泊〜連泊可能な貸し出しコテージ計画の始まりである。

その設計をなんと僕にお願いしてくれた。とっても有り難いお話。
昔の写真はいずれ載せるが、見た目はかなりぼろぼろ。本当に何とかなるのか?と思ってしまうような。
ふたつの山小屋は両方とも約10坪(約30m2)程の大きさ。
手頃な大きさではあるが、1〜2家族が利用出来るようにしたいという要望があり、やや手狭な印象。
結局ロフトにこどもが寝る計画に落ち着き、方針が大体固まってきた。
施工は六甲山頂付近の仕事をほぼ全て手掛けているアークレホームさん。
高所にて施工するノウハウを持ち合わせている、とっても頼りになる施工会社さんでした。

山小屋はそれぞれ平面サイズが違っていたので、全然違うタイプの部屋にしよう!という話になった。
割と細長いコテージAは、水廻りや寝室を長手方向に直線的に並べ、 天井の高いLDK部分の長さが際立つように
計画した。もうひとつのコテージBはもっと正方形に近い平面形だったので、部屋の中央に入れ子状に水廻りや
寝室を配置し、周囲を巡る回廊と中央上部のロフトが連続する大きな空間構成とした。
家具や備品等が完備されているのがコテージA。コテージBはまだ家具や備品等の準備中である。

骨組みまで解体したら、随分立派な梁が出て来た。これも意外な出来事。
急遽この梁や古材を見せる案に方針転換しました。
外構の整備等まだまだやらなければならないことは多そうですが、是非とも頑張って欲しいと思います。
書きたいことはまだまだたくさんありますが、今日のところはこのあたりまで。
とりあえず写真を載せておくのでまずは見てください。

追記)120806
いよいよ ROKKO cottage が宿泊可能になったそうです。
聞くところによると、こんな猛暑日が続く連日でも気温は20-25度程度だそうで、
本当に過ごしやすそうで羨ましい限りです。。避暑地は六甲山で決まりですね!
ご興味がある方は是非お問い合わせください!

□Rokko Cottages 六甲コテージ の公式ウェブサイト