Space: 15x3x1.8 -石川県インテリアデザイン協会展 の展示設営が始まっています。
会場設営および作品展示は11/26-28の3日間で行なわれます。
ここ最近はかなり詰めて打合せを行ってきました。毎週の実行委員会打合せは勿論のこと、各作家さんにも何度も全体打合せに参加して頂き、緊密に連絡を取り合いながら各部の展示についても詰めていきます。作家さんには全体の展示コンセプトを十分に理解して頂いた上で各々の展示スペースの使い方について提案して頂きました。このあたりの意思疎通の重要さは、どんなモノづくりにも共通することですよね。全体像があって細部が生きる/細部があって全体像が生きる、のだと思います。
展覧会の実行委員会が立ち上がったのも2〜3ヶ月前なので、全体の展示コンセプトの決定および石川県インテリアデザイン協会会員への参加呼びかけ、展示作家さんの選定や展示調整等、本当に駆け足で進めてきました。実行委員長の金沢美大・角谷修理事長、浦建築研究所の浦淳さんと共に実行副委員長として展覧会に関わらせていただきました。実行委員会の主力として展示設営関係はナカダの亀田重太郎さん、全体の補佐役としてFLEY Design・家具職人の甲斐晋さん、プラスファクトリー・デザイナーの前伊知郎さんと共に準備を進めてきました。
特に甲斐さんと前さんのお二人には助けてもらいました。ふたりとも実際のものづくりで鍛えられた経験を生かし全体のスケジュール管理から作家さんとの調整、DMや当日資料のデザインまで何でもこなしてくれて本当に心強い味方でした。
展示07:自分の展示スペース。クランクして先に繋がっていく空間。 |
写真は設営初日11/26日の様子です。まずは展示の骨格となる展示スペースの吊り下げ作業です。
来場者に与えるファーストイメージがとても大切なので、本当に重要な部分の設営です。
浮遊した展示スペースの中が、さらに仕切られているのが分かるでしょうか?その先は各作家さんのクリエイション次第。どんな展示になるのか楽しみです。
その一方、自分の展示スペースにはかなり悩まされています。特にギャラリーAの展示07は本当に難しい……
幅1メートルの細長くクランクした空間。この展示07に関連するギャラリーBの展示20は、僕が実際に設計監理した住宅のスライドショーです。展示07のクランク空間と実際の住宅の平面形状が似た空間構成になっているのです。実際の住宅は平面的/断面的にクランクした空間を生かした間取りの工夫が随所に盛り込まれていて、その一端でも展示07で表現できればと模索しているのですが…
実際の展示は是非会場を訪れて体感していただきたいと思います。
あまり書くとネタバレで楽しめないので…
※こちらの記事も一緒にご覧ください。
【Space: 15x3x1.8 -石川県インテリアデザイン協会展】
【Space: 15x3x1.8 -石川県インテリアデザイン協会展(開催概要)】
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