そもそも「マギーズセンター」って何ですか?
最初に説明が必要だったかも知れませんね。
イギリス各地に存在する、がん患者を受けとめる「家」のことです。
イギリスのマギーズセンターは、地域住民や企業の寄付によって建設・運営されており、訪問者は無料で施設を利用できます。日本とは文化が違うのでそれほどの寄付を募ることは難しいかも知れませんが、同じ精神を持った施設を金沢につくりたいと集まったメンバーでこの度のシンポジウムを企画しています。
僕自身も、身近な存在の人ががんにかかったことで、このような施設の必要性を強く感じるようになりました。現代日本において、治療にあたった方も含めると、2人に1人はがんに関わっていると言われています(よくある表現は、3人に1人ががんで亡くなっている。ですね)。決して人ごとではないというのが本当のところです。とは言え、当事者にならないと真剣に考えることが出来ないのも理解できます。
でも、自分が元気な時にこそ、このような施設の実現に向けて動き出さなければ意味がないのではないかと考えさせられてしまうのです。
客観的に見ればあまりにも壮大な話で、実現可能性を考えてしまったら何も動けなくなってしまいますが、それでも出来ることから始めないと、何も実現できる訳がないと自分を言い聞かせています。
僕は今年から活動に参加させていただき、何年も活動されている方々から勉強させていただきながらお手伝いをしています。今後は今回のような周知イベントの開催を重ね、同意をいただけるサポーターの方を一人でも多く増やしていく努力をすることが必要になると考えています。
8月18日のシンポジウムはその決起集会のようなものですが、一人でも多くの方にご参加頂けることを祈っています。
参考URL)
□マギーズセンター公式ウェブサイト
□studio-L 山崎亮さんの文章(鹿島建設/鹿島ダイジェストより)
※上記文章は自分のfacebookページより転載しました https://www.facebook.com/ysmrtshr
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