金沢市高尾台の住宅・現場レポートです。
昨年3月に竣工した住宅の前庭に、たくさんの種類の植物を植える外構工事が行われました。
植物やシンボルツリーの生育を考慮し、今年の春に工事を行う予定で打合せを重ねてきました。
今回外構デザインをお願いしたのは、橋本建築造園設計の中村彩さんです。
中村さんのパートナーの橋本くんとも交流があり、お二人とは親しくさせていただいています。
お客様の奥さまも中村彩さんの仕事をご存知で、ご紹介してすぐに気に入っていただけました。
一時的な駐車に耐えるよう、一部にはかなり分厚いコンクリート平板が敷かれています。
僕からの竣工祝いとなるノルウェーカエデがシンボルツリーとなり、周囲にはたくさんの種類の
下草が植えられます。いろいろな形の植物や小さなお花たちが、いろいろな季節に楽しめるよう
計画されています。僕にはとても真似が出来ないような繊細な計画です。
植物が育つのには3年ほどはかかるそうですが、長い目でじっくりと見守っていきたい
と思っています。それでは作業風景のスナップを。
上の写真ですが、まずは下草の植え方のレクチャー。
旦那さんと奥さんが、中村彩さんの説明を聞いています。
午前中に彩さんが植物の位置を決めてくれました。
Mさん夫妻と一緒に、4人で植物を植えていきます。
もとい、お子さんの咲ちゃんも手伝ってくれたのでした。
好奇心旺盛な年頃なのか、いろんな会話の中で「なんで?」と聞いてきました(笑)。
奥さんは「なんで攻撃が始まった!」と笑っていらっしゃいました(笑)。
一通り植栽が終わった状態です。
シンボルツリーのノルウェーカエデは、、、まだありません。。。
本当は昨日先に植える予定だったのですが、元気の無い樹が届いてしまったようで、
急遽別ルートで元気なノルウェーカエデを手配することになったのです。
後日、改めてノルウェーカエデを植樹することになりますが、下草を避けながらの植樹は
神経を遣いそうです。大変な作業になりますが、よろしくお願いしますね。
紫色のちいさな可愛らしいお花です。
建物際に植わっています。
今回の工事に合わせて、駐車スペースの奥の庭にもオリーブの生垣を計画してもらいました。
植物が入ると、それまで無機質だった住宅が色を帯びてくるようです。
とてもいい雰囲気になりました。
また、和室の下窓から見える部分にも植物を配置しました。
横に広がる青白い葉っぱで、とても爽やかな清涼感を感じられそうです。
下草を植え終わったら、地面の表層に黒い土を撒いていきます。
コテで綺麗に表面をならしたら、最後にお水をたっぷりとやります。
たっぷりとお水を撒くのは今回だけだそうですが、ひとつひとつ締め固めながら
丁寧に水を撒いていきます。
13時半過ぎから始めて、大体6時頃に作業が終了しました。
普段身体を動かすことがないので、明日は身体が痛くなっているような気がします。
心地よい疲労感とともにお家を後にしました。
まだノルウェーカエデが残っていますが、お庭が完成していくのが非常に楽しみです!
みなさん、お疲れさまでした。
【橋本建築造園設計】
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