10/17(水)僕の母校である米子高専に行ってきました。
卒業研究・設計中間審査(ポスターセッション)への参加と、OB講演会・座談会を行うことが目的でした。
米子高専の後輩でもあり、横浜国大の後輩でもある畝森泰行さんと一緒に各イベントに参加しました。
畝森さんは大学院在学中と大学院修了後に西沢大良さんの元で修行され、現在は東京で独立されています。
デビュー作にあたる「Small House」にて第28回新建築賞を受賞し、これからの活躍が注目されます!
今回のイベント(中間審査への参加とOB講演会・座談会)を企画してくださったのは高増佳子先生。
高増先生は畝森さんが所属した研究室の先生ですが、それ以外にも接点があり、僕が妹島事務所で働いて
いる頃から何度かお会いする機会がありました。教育活動以外にも非常に精力的に活動されている方です。
20年以上も経てば当たり前の事ですが、いつの間にか僕がお世話になった先生は熊谷先生おひとりになって
しまいました。ちょっと寂しいものがありますね。。でも、その分先生の若返りは進んでいるようで、若い
先生がどんどん増えています。カリキュラムも随分変わり、僕が在学していた頃とは比べ物にならないくらい、
設計教育にも力が入っています。僕の在学時は技術者養成学校的な校風が強かったのですが、今はもっと自由
な校風を感じます。ゼミ室もオープンな造りになっていて、研究室ごとに閉じた部屋に引きこもるのではなく、
通りがかりに他の研究室の活動が垣間見えたりと、横の繋がりも期待出来そうな雰囲気です。いいですね!
(下の写真はゼミ室の様子:米子高専建築学科のHPから画像を拝借しました)
中間発表の講評はなかなか楽しく、時間はかなり押してしまいましたが少し辛口のコメントを伝えました。
中間発表なので、今からまだまだ手を入れることが出来ると思います。最終的にみんなの成果物がどんな風に
仕上がっていくのか興味津々です。是非頑張って欲しいと思います。
OB講演会・座談会については、米子高専建築学科のHPに詳細レポートがアップされていますのでそちらを
ご覧頂ければ様子が伝わるかと思います。地元で活動している人たちにも講演会の最後には加わってもらい
ましたが、在学生にとっては、より身近な、リアルな現実として認識できたのではないかと思っています。
学生の頃は何もわかっていなかったけれど、その頃の選択が人生を大きく変えているのも事実。
日本の将来を背負って立つ若い人には是非とも頑張って欲しいと思っています。(←これ本音です)
有意義な時間をどうもありがとうございました。
何かあれば、また是非お声がけください!
□国立米子工業高等専門学校
□米子工業高等専門学校・建築学科のウェブサイト
□米子工業高等専門学校・建築学科同窓会 ←こんなウェブサイトあったんですね
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