2011年6月25日

ROKKO cottage(六甲コテージ)

六甲山の山頂近くに住んでいる親戚の元を訪れた。
ここは、天気がよければ100万ドルの夜景(どうして円じゃないのか?)。

標高が高いので昔は企業の保養所等が多かったのだが、利用率が下がったのかその土地建物の権利を買うことができる。
このお宅も某有名企業の元保養所である。とっても広い建物に、ご夫婦とふたりの息子たちと4人で生活している。
その広い敷地内に開かずの山小屋があった。しかもふたつ。
そもそも母屋のDIYで手一杯(何せ広すぎるのでやってもやっても切りがない)だったのだが、ついに足を踏み入れて
改装することを決心した。1泊〜連泊可能な貸し出しコテージ計画の始まりである。

その設計をなんと僕にお願いしてくれた。とっても有り難いお話。
昔の写真はいずれ載せるが、見た目はかなりぼろぼろ。本当に何とかなるのか?と思ってしまうような。
ふたつの山小屋は両方とも約10坪(約30m2)程の大きさ。
手頃な大きさではあるが、1〜2家族が利用出来るようにしたいという要望があり、やや手狭な印象。
結局ロフトにこどもが寝る計画に落ち着き、方針が大体固まってきた。
施工は六甲山頂付近の仕事をほぼ全て手掛けているアークレホームさん。
高所にて施工するノウハウを持ち合わせている、とっても頼りになる施工会社さんでした。

山小屋はそれぞれ平面サイズが違っていたので、全然違うタイプの部屋にしよう!という話になった。
割と細長いコテージAは、水廻りや寝室を長手方向に直線的に並べ、 天井の高いLDK部分の長さが際立つように
計画した。もうひとつのコテージBはもっと正方形に近い平面形だったので、部屋の中央に入れ子状に水廻りや
寝室を配置し、周囲を巡る回廊と中央上部のロフトが連続する大きな空間構成とした。
家具や備品等が完備されているのがコテージA。コテージBはまだ家具や備品等の準備中である。

骨組みまで解体したら、随分立派な梁が出て来た。これも意外な出来事。
急遽この梁や古材を見せる案に方針転換しました。
外構の整備等まだまだやらなければならないことは多そうですが、是非とも頑張って欲しいと思います。
書きたいことはまだまだたくさんありますが、今日のところはこのあたりまで。
とりあえず写真を載せておくのでまずは見てください。

追記)120806
いよいよ ROKKO cottage が宿泊可能になったそうです。
聞くところによると、こんな猛暑日が続く連日でも気温は20-25度程度だそうで、
本当に過ごしやすそうで羨ましい限りです。。避暑地は六甲山で決まりですね!
ご興味がある方は是非お問い合わせください!

□Rokko Cottages 六甲コテージ の公式ウェブサイト



1 件のコメント:

keikotta さんのコメント...

神戸の下界に住む者です。
今年は節電もあり夏の間だけでも六甲山に逃げられたらと。。。

もうこのコテージは貸し出しされていますか?