2008年2月24日

富山市立芝園小学校及び中学校

富山市立芝園小学校及び中学校の見学会に行ってきました。
シーラカンスK&Hによる設計監理。PFI事業としての取り組みによる、4つの小学校の統廃合と1つの中学校による小中連携校としての校舎だそうです。
工藤和美さんの言葉「北陸の厳しい気候条件の中、いつも元気に駆け回る子ども達に育って欲しいと、小中連携の〈9年間の旅〉を、けやき通りからパサージュ・みんなの広場・アトリウム・アリーナを経て神通川に続く、約200mの道として学び舎をデザインしました。」にもあるように、随所に大屋根のかかった大空間が設けられ、天候を気にせず子ども達が自由に活動できるよう工夫されています。このあたりは北陸ならではの計画ですね。一般の方々の見学者も大勢いらっしゃって大変な賑わいでした。
現地を訪れた際、あまりの人の多さに工藤さんを見つけるのは無理かもと諦めかけましたが、偶然にもお会いする事ができ、少しお話しできました。天候が悪く飛行機が飛ばなかったため福岡から陸路7時間かけて富山までいらっしゃったそうです。本当におつかれさまでした。未来を担う子ども達が、このような学校でのびのびと育っていくのはとてもよいことですよね。




COELACANTH K&H ARCHITECTS INC.

0 件のコメント: